まずは風の台風15号、大雨の台風19号で被災された皆様へお見舞い申し上げます。
過去に阪神大震災、大阪北部地震、台風21号そして事務所ではありますが膝上あたりまでの
床上浸水を経験しました。
その中でも一番体力的にも精神的にも辛かったのが、事務所の床上浸水でした。
濡れてしまった在庫商品の廃棄、書類や、水に濡れて使えなくなった私物を廃棄するのはとても辛かったです。
台風19号による被害をニュースで見るたび、私が経験した水災の数倍、数十倍と比べ物にならないくらいの
被害を受けている状況をみて、本当に心が痛みます。
毎年毎年、100年に1度レベルのとか、想定外の被害があちこちで発生しています。
皆様はご自身が加入している火災保険について、内容を把握されていますか?
火災保険に入っているから大丈夫と思ってはいませんか?
ご自宅購入時に銀行で住宅ローンをする場合、火災保険への加入が条件となりますので、ほとんどの方は
火災保険に加入されていると思います。
しかし、火災保険に加入しているからといってすべての災害に対応しているわけではありません!
地震による火災は地震保険に加入しておかなければ保証されません。
水災や風災も保険加入時に説明を聞き、ご自身で選択しなければ保証の対象になっていないことが多いです。
保険屋さんの商品で「住まいの保険」「マイホーム保険」などという名前で販売されている保険に加入している
場合は保証の対象になっている場合もあります。
新築購入時は気持ちが浮ついて、不動産屋さんに進められるがままに適当な火災保険に加入し、
内容などもしっかりと確認されていない場合が多いと思います。またその時はしっかり説明を受けていても
どのような内容か覚えていないことが多いと思います。
ですので、一度お手元の証券を確認し、加入している保険屋さんに自分の保険がどのような内容なのか
しっかりと確認しておいてください。
被害にあってからでは遅いです!
ハザードマップなども活用し、お住いの地域に合った内容の保険の見直しをしてください。
ここからはじまるでは、ご成約いただきましたお客様に
『ハザードマップ 活用 基礎知識』
編集・発行/株式会社 不動産流通研究所 定価:本体900円+税
をお配りしております。
お役立てください。