不動産にはどんな税金がある?

売買・相続・賃貸など

場面ごとにわかりやすく解説

 

不動産の相談を受けていると、よくこんな質問をいただきます。

・不動産って税金いろいろありますよね?
・家を売ると税金ってかかるんですか?
・相続したら税金ってどれくらいかかるんですか?

実は、不動産にはさまざまな税金があります。
しかも、買うとき・持っているとき・売るとき・相続するときなど、場面によって税金の種類が変わります。

今回は、不動産に関係する税金を
できるだけわかりやすく簡単に紹介します。

※税額や適用条件は個別の状況によって変わります。


不動産に関係する税金一覧(場面別)

まずは、不動産に関係する税金を一覧でまとめてみました。

場面 税金の種類 内容
不動産を買う 登録免許税 不動産の名義を変更する登記のときにかかる税金
不動産を買う 不動産取得税 不動産を取得したときに一度だけかかる税金
不動産を買う 印紙税 売買契約書に貼る収入印紙の税金
不動産を持つ 固定資産税 不動産を持っている人に毎年かかる税金
不動産を持つ 都市計画税 市街化区域の不動産にかかる税金
不動産を売る 譲渡所得税 売却して利益が出た場合にかかる税金
不動産を貸す 所得税 家賃収入など不動産所得にかかる税金
不動産を貸す 住民税 不動産所得がある場合にかかる税金
相続する 相続税 亡くなった方の財産を引き継ぐときの税金
贈与される 贈与税 生きている間に財産をもらうときの税金

不動産はさまざまなタイミングで税金が関係する資産だということがわかります。


不動産を「買うとき」にかかる税金

不動産を購入すると、いくつかの税金が発生します。

登録免許税

不動産の名義を変更する「登記」をするときにかかる税金です。
購入した不動産を自分の名義に変更する際に必要になります。

不動産取得税

土地や建物を取得したときに
一度だけ都道府県から課税される税金です。

購入後、数か月してから通知が届くことが多い税金です。

印紙税

不動産売買契約書に貼る収入印紙の税金です。
契約金額によって印紙代が変わります。


不動産を「持っているだけ」でかかる税金

不動産は持っているだけでも税金がかかります。

固定資産税

土地や建物の所有者に毎年かかる税金です。
毎年1月1日時点の所有者に対して市町村から課税されます。

都市計画税

市街化区域にある不動産にかかる税金です。
固定資産税と一緒に請求されることが多い税金です。


不動産を「売ったとき」にかかる税金

不動産を売却して利益が出た場合には税金がかかります。

譲渡所得税

不動産を売却して購入したときより高く売れた場合の利益に対してかかる税金です。

ただし、次のような特例があります。

・マイホームの3000万円特別控除
・所有期間による税率の違い
・買い替え特例

これらの制度によって税金が大きく変わることがあります。


不動産を「貸したとき」にかかる税金

不動産を賃貸すると家賃収入が発生します。

所得税

家賃収入は「不動産所得」として課税されます。

ただし

・修繕費
・管理費
・固定資産税
・管理会社への手数料

などは経費として計上できます。

住民税

不動産所得がある場合、翌年に住民税も課税されます。


不動産を「相続したとき」にかかる税金

実家や土地を相続したときには相続税が関係します。

相続税

亡くなった方の財産を相続したときにかかる税金です。

ただし

・基礎控除
・小規模宅地等の特例

などの制度があり、
必ずしも全員が相続税を支払うわけではありません。


不動産を「贈与されたとき」にかかる税金

生前に土地や家をもらう場合には贈与税が関係します。

贈与税

親から土地をもらうなど、生きている間に財産をもらうときの税金です。

相続税より税率が高くなる場合もあるため注意が必要です。

ただし

・相続時精算課税制度
・住宅取得資金の贈与特例

などの制度もあります。


不動産は税金も含めて考えることが大切

不動産は

・売却する
・賃貸にする
・相続する
・贈与する

など、状況によって関係する税金が変わります。

そのため

「売った方がいいのか」
「残した方がいいのか」

といった判断は、税金のことも含めて考えることが大切です。


不動産・空き家のご相談はお気軽に

・実家を相続したけどどうしたらいいかわからない
・空き家を売るか貸すか迷っている
・不動産を売った場合の税金を知りたい

など、不動産に関するご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。

状況に合わせて、わかりやすくご説明させていただきます。